事例8　精密角管(ﾛｰﾙ)

投稿日:09.08.2012|カテゴリー:事例紹介|コメント・トラックバック:0件

事例紹介：
パイプに関して初の掲載です。
今回ご紹介の事例は丸管を素材とし、角パイプ　リ・ロール用　ロール販売です。
この角管は特殊金属、特別寸法、超精密（許容差レンジ：小）というものでした。

お客様は長期にわたりトライを重ねましたが所望の角管ができませんでした。

（状況把握）
トライ状況把握：素管、設備、ロール、技術など現地調査
トライ実績として現物をお借りしてデジタイザ測定。
⇒以上により現状把握。その他希望パイプサイズを視野に入れた設備改造・図面提出。
⇒測定により、当社未知材の特徴の把握、予想・目標形状図作成・提出。
⇒お客様ご希望の製法によるトライのご提案と今後の製法のご提案。

（当社の目標）
ロール製作・納品および客先で製造できるように設備改造・指導

（実施・結果）
工程：日程表（第1版、第2版）提出（お客様に「見える化」）。
設備改造：図面提出（改造区分：客先）・・・現物写真＋寸法で3Dモデリング
（最新図面の喪失、手間の省略）　、当社にて治具製作納品。
素管：素管径決定（客先製作）。
予想・目標形状図：事前提出。

現地試作前試験：当社にて試作・調整（一部設備借受）。サンプル納品・確認。
ロール：当社設計製作・・・汎用性の高いロール（材質が変わっても使用可能）。
試作：現地に赴き指導と共に試作。

完了。