高松塚古墳・・・現在の科学的・技術的水準・・・困難・・・
投稿日:03.28.2014|カテゴリー:Blog|コメント・トラックバック:0件
本日の日経新聞朝刊に高松塚古墳についての記事がありました。以下WEB検索による・・・
文化庁の「古墳壁画の保存活用に関する検討会」(座長、永井順国・政策研究大学院大客員教授)は27日、2007年の石室解体から10年間をめどに進めている修復作業が終わっても墳丘に戻さない方針を決めた。
「現在の科学的・技術的水準で安全な環境で戻すのは困難」
と判断した。高松塚古墳:原状保存の原則…壁画を戻すことありえない。
毎日新聞 2014年03月28日 02時30分
高松塚古墳は1972年に発掘されたそうですが、発掘当時の女子群像の晴れやかな色合いを今でも覚えています(教科書・資料集のイメージなのかもしれません・・・)。
今の科学技術が万能とは思いませんが、壁画が上手に保存できなかった上に、お手上げを表明するとは・・・。何度も盗掘を受けていたその状況よりも手を尽くした方が悪くなってしまうなんて。信じられません。私達が目指している科学・技術に足りないものがあるのかもしれないと思わせる記事でした。
上の写真ここから転載。(音量に注意)
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