ショパン ワルツ No.17 in E flat major 遺作
投稿日:07.10.2010|カテゴリー:Blog|コメント・トラックバック:0件
youtubeで、初めてこの曲をミケランジェリ(1962)の演奏で聞いた。
Michelangeli plays Chopin Waltz No.17 in E flat major Op.Posth . (youtubeへ)
※Posth.は死後出版されたとの意味で、最後の作品という意味ではありません。
一般に遺作と書くようですので、慣例に従いました。
音楽は、物語です。
この曲には、どんないきさつがあるのでしょう?
ミケランジェリの演奏がこんなに素晴らしいとは知りませんでした。
ショパン。奥が深い!。
(イメージ)、
根底に流れる「わび」「ものがなしさ」・・・ショパンはいつもそう・・・。
年をめされた実力のあった方が、
昔を思い出している。
淡々と、未だに残るあの時=若き日の”矛盾に対しての怒り”。
それは今も続いているが、あれほどの情熱はもう無い。
もう過去のこと。
それが生きるエネルギーになっていたのを知った時、
終末がきたのだと悟る。それも一人で。
アルバムをめくりながら、自分で自分自身の”最後の写真”をみつめている。
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