構造解析01_習うより慣れろ(Techno Column) 

投稿日:10.22.2010|カテゴリー:TechnoColumn|コメント・トラックバック:0件

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「構造解析」「有限要素法」などという言葉を口に出すと引かれてしまうことがあります。
できるだけ簡単にお答えするように心がけていますが、
この場で、絵を交えて改めてご説明させて頂きます。
(詳細が知りたい人は、多くの書籍、文献などありますのでそちらをご参照下さい)
できるだけ直感的に、わかりやすく、たとえなどにより説明したいと思います。
このコラムでは、有限要素法とは?なんていうつもりはありません。
  「習うより慣れろ」
  「百聞は一見にしかず」
でいきたいと思います。
・・・ついつい~とは?なんて言ってしまいそうです。気を付けます。

構造解析(FEM解析・弾性応力解析)
                で何がわかるのか?そもそも何をするソフトなの?
(回答⇒ある物を押した時に、どの様に変形するかが色分けされ表示される。
     「変形量」表示もイメージが湧くように極端に大げさにすることができます。
      
例えば、下図のようなH型鋼の一部を押す場合を考えましょう。
(下絵をクリックしてください。右側上下の囲いに条件があります)

 解析H鋼02

下囲い込みの「底面クランプ」とは、底面を固定するということ。
上囲い込みには、四角いエリアをH型鋼に対して、1000N(ニュートン)で押す。
3D-CADによる構造解析では、計算結果が絵で表示されます。
それが、以下です。

解析結果

ここでちょっと補足させてください。
1000Nとは約100Kgの体重の人がこのH型鋼の四角いエリアに乗ったイメージ。
当然、これだけでは計算できません。
H型鋼の材質、寸法、形状を条件として入れます。
(3D-CADではモデリングしたのち、材質を指定)
条件として、力を加える方向も重要です。
斜めや負の力(即ち引張る)と押すのでは変形が違いますよね。
それらを条件として、解析ソフト(PC)に入力します。

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