構造解析06 結果後の行動 下(Techno Column)
投稿日:10.27.2010|カテゴリー:TechnoColumn|コメント・トラックバック:0件
リブを配置(溶接)するにも、いろいろな場所が考えられます。
先ず最初は、常識的に荷重のかかる真ん中直下にリブを配置して解析しました。
その結果が以下です。
これをよく御覧下さい。如何でしょうか?
リブの一方(左側)に荷重が片寄っています。これではベストの位置とはいえません。
・・・荷重をかけるエリアの中心(重心)ではリブの位置は良くない!・・・。
⇒解析の無い時代では、たぶんこの位置にリブが配置されているでしょう。
解析が出来るということはなんて素晴らしいことなのだろう!とこの結果を見た時感じました!
そして、わかりやすくするために、右から左へ1㎜づつリブの位置を変更した結果を並べます。
とくと御覧下さい。
どうでしょう?赤い部分が多いから良い・悪いのではなく、
左のスケールバーの最大値も注意して御覧下さい(変形は極端に表示されています)。
最大値が最小である上段右が一番良いリブ位置と分かります。
以上御覧になって、解析が1回切りという時は、確認の時のみで、
ベストの状況を判断する為にも、
解析は数回(最低3回と考えています)実施しなければならないと思います。
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