01 石川剛圭プロフィール_大学・大学院
投稿日:05.05.2010|カテゴリー:Profile(プロフィール)|コメント・トラックバック:0件
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「石川剛圭の今に至るまで」を書き綴りました。既出の全プロフィールを読んで頂いた方々から、分割すると読みやすいのではとの助言をいただきましたので、まことに恐縮ですが、改めて分割再掲載させて頂きました。(2010/11/05)
中学或いは高校時代に見たNHK特集「21世紀は警告する」は衝撃的だった。私が40歳の頃の21世紀には、エネルギー・人口・食料・気候等が危機的状況を迎えることをこの番組は提示していた。ノストラダムスの大予言の世紀末思想や下手なホラー映画よりも恐ろしかったと記憶している。その時、私は科学者になって我こそはエネルギー問題を解決してやろうと思った。その後、大学は理学部化学科に入学。学部の4年間は、命一杯講義を選択し、長期の休みでも、土曜日も日曜日も関係なく毎日のように大学に通った。面白い講義もあったが、講義を全部受けていたわけではない。大学に全ての学生がわけ隔たりなく集うことのできる場所があり、そこに通ったのだ。そこに集る人達は幅広い年齢層により構成されていて、20年以上経った今でも、当時の友人達とはお付合いしている。彼らとは、屈託無く意見を述べあうことのできる貴重な友人達でもある。先日、25年ぶりに再会した友人とも、昨日分かれたように親しくお話しすることができた。彼らの姿はいつも私を奮い立たせてくれる、自分自身を映し出す鏡のような存在でもある。そこに集まった人達は多種多様。多くを議論し、いろいろな立場を知った。そのような環境も手伝ったのであろう、たくさんの分野の本・専門書を読んだ。特に正確を期するため原典を読むように心掛けた。「学生は社会に対しての責任から、勉強しなければならない。そして、これを社会に還元しなければならない」という持論のもと、いろいろな人を捕まえては議論をぶちまけていた。喧嘩になったことも1度や2度ではなかった。今でも学生には、どんどん新しい知識を吸収して、社会を良い方向へ導くのだ!との高い志を持って頂きたい。しがらみに囚われず、客観的に物事を判断すると同時に歴史上に身をおいていることを知り、達観した目を持って欲しいと願っている。然るに学生は最高の学問の取得を目指さなければならない。就職するだけの為ではなくて、人類の未来の為に勉強しなければならない。そう期待している。・・・勝手言ってすみません。
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