09　石川剛圭ﾌﾟﾛﾌｨｰﾙ_開発、特許

投稿日:05.05.2010|カテゴリー:Profile(プロフィール)|コメント・トラックバック:0件

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一ヶ月が過ぎた頃、
はたと、再び突然気が付いた。
「これはすごいことをやったのかもしれない、全く新しい成形方法だ！」
その時、人生で一番ドキドキ・ワクワクいや、鳥肌が立った瞬間だったと思う。
文献を調べ、特許を調べても似たようなものは無かった。常識を大きく超えていると思い、心臓が高鳴った。
今思うと初めから新しい成形方法を発明してやろうと考えたなら、実現できなかったかもしれない。結果的に目的と異なる効果を得ていて、その効果が目的を大きく超えていた。そういう意味では幸運だった。その上、この試作は運の良いことが更に三つも重なっていた。結果オーライだった。もしも仮に1回目のトライで、この三つの幸運が重なっていなければ、諦めていたかもしれない。そして、この特許はまだ自然の中に埋もれていたかもしれない。不思議なものだ。後から考えると必然なのだが・・・・。

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