改めて「ものづくり」・・・とは。
投稿日:02.22.2011|カテゴリー:TechnoColumn|コメント・トラックバック:0件
「ものづくり」という言葉を良く使いますが、私が思っている
「ものづくり」と皆さんが思っている「ものづくり」はちょっと違うんだなあと最近感じます。
皆さんが言う「ものづくり」は、
手や機械で「もの」を作る「行為」のことを指していることが多いと思います。
例えばプラモデル。手を動かし、無心に作り上げていくさまは、時間の過ぎるのも忘れ、
充実感があるものです。私もそんな「ものづくり」が大好きです。
私はこう考えます。必要な物・欲しいもの・ニーズ、これらを見出す・実現するのが「ものづくり」。
上に述べた「ものづくり」を上位に拡張したものと考えます。
もう少し付け加えると、
経済や商売などで言われる時は、「売れる商品をつくる」まさにその行為も「ものづくり」。
ですから、如何なる「もの」をつくるかがとても重要です。
厳しい言い方ですが、売れない物をつくったら「ものづくり」では無い!のです(無駄・づくり・・・)。
その様に考えると、作り方・方法・手法にこだわる必要はありません。
沢山の「づくり」の候補の中から、ベストチョイスをすれば良いのです。
(今は、選択に落ちたとしても将来使える方法になるものもあります。
それを捨てないようにしなくては・・・なりません)
「ものづくり」に携わる者は、
「もの」×「づくり」⇔「もの・づくり」⇔「ものづくり」へと常に可逆的に考える姿勢を
持ち続けることが重要なのだと考えます。
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