FEM解析の結果を見て注意する事

投稿日:04.27.2011|カテゴリー:TechnoColumn|コメント・トラックバック:0件

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さまざまなきっかけでお仕事をさせていただいております。皆様には感謝しております。
当社のFEM解析は2種類あります。
 ①早く答えを出す。その上安価な「クイックFEM解析」
 ②通常のFEM解析(本解析と呼んでいます)
両社は何が違うか・・・
①先ずお客様の目に留まるのは値段。「クイックFEM解析」はお客様のご要望に焦点を当て、
  余分なことをしない。できるだけモデルを簡略化して、コスト削減を目指します。
  ですから、リーズナブルな価格を実現しています。  値段の目安←値段の目安
②通常のFEM解析(本解析)は、途中結果・ご提案を含む「途中報告書」、「最終詳細報告書」などを提出します。お客様の設計業務に切り込むこともあります(喜ばれています)。

現在、「クイックFEM解析」「本解析」で半々の受注実績ですが、今後「クイックFEM解析」の利用が多くなりそうです。
そこで、注意事項などがありますので、特徴などを交えながらご説明したいと思います。
「クイックFEM解析」はスピードが命です。以下をご用意すれば、スムーズに事が進みます。
  ・解析の目的
  ・3Dモデル(2D、手描き図面も大歓迎です)・・・見せても問題ない状態
  ・条件(最大荷重、固定方法など)
貴社と意思疎通が出来れば、当社から見積書提出。
お見積書の中に
「解析する為の条件」を記入しますが、特に「クイックFEM解析」は注意が必要です。
得られた結果を見る時、この「解析する為の条件」を充分考慮しなければなりません。

「クイックFEM解析」は基本的には結果報告のみとなりますので、
貴社で結果を判断・解釈して頂かなければなりません。
(「クイックFEM解析」でも報告書付き(別途料金)にてご注文頂ければ、判断・解釈・考え方など明記させていただきます)

「クイックFEM解析」で良い結果が出た時も、悪い結果が出た時も
 設定条件下
での結果ということです。設定条件が実際より強度ダウンしていれば結果には安全率が含まれています。
逆に、設定条件により被試験材の強度がアップしていれば、充分な検討が必要です。

FEM解析が初めての方、経験・実績の少ないお客様は報告書付きをお勧めいたします。

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